派遣法政省令案に対する審議会の答申。
派遣法改正案の政省令案について、9月18日、厚生労働大臣の諮問に対して労働政策審議会が「概ね妥当」とする答申を行っています。
なお、労働力需給制度部会では、労働者代表委員から「法律の施行準備期間が極めて短いため、現に従事する派遣労働者の保護に欠けることのないようにすべき、下位法令に係る審議時間と周知期間を十分確保できたとは到底言えない、国会附帯決議を尊重して行政により措置や検討等が誠実かつ確実に講じられなければならない」とする意見がありました。
約1週間のスピード審議により、30日施行に向けて取り急ぎ政省令が整えられた格好です。
政省令の内容もかなり難解な部分を含むため、早めの理解と対応に努めていきたいものです。