派遣法改正案は6月19日に衆院通過か?
6月12日にも衆議院を通過するとみられていた派遣法改正案は、同日の委員会で質疑は打ち切られたものの採決は行われず、翌週以降に持ち越しとなりました。
12日の委員会では野党の激しい抵抗もあり議事が混乱しましたが、19日に採決を行う方向で与野党の調整が続けられているようです。
重要法案の審議や採決にあたって、ある程度国会が混乱するのはやむを得ないかもしれませんが、すでに30時間以上の審議時間が費やされている同法案をめぐる議論は煮詰まりつつあることも事実です。
議論の場はまもなく参議院に移ることになりますが、良識の府にふさわしい実りある論議が展開されることを期待したいものです。