衆院の厚生労働委員会で実質審議入り
労働者派遣法の改正案をめぐって10月31日、野党側の反発によって流会になった衆院の厚生労働委員会ですが、11月4日の理事懇談会で審議入りすることが委員長職権で決まり、5日から実質審議入りしています。
臨時国会の残りの会期から、今国会での可決成立が流動的だと見られていた改正案ですが、5日の与党幹事長会談でも早期の衆院通過の方針が確認され、12日の委員会で採決し、13日の本会議で衆院を通過させたいとしています。
連休明けから国会審議をめぐる風向きが変わったといわれていますが、政治の世界は一寸先は闇とはいえ、臨時国会での改正案成立の可能性が高まってきたことは間違いない情勢です。