改正案審議の厚生労働委員会が流会に
10月31日、労働者派遣法の改正案の本格的な審議がスタートする予定であった衆院の厚生労働委員会が、与党の公明党が示した修正案に野党側が反発することで流会しました。
会期末の11月30日までの審議日程をみるかぎり、臨時国会での改正案の成立は事実上困難になったという見方があります。
ただ、与党内にもさまざまな動きがあり、改正案への態度に温度差がある野党各党と接点を持つ可能性もあることから、改正案の動向は11月中旬まで目が離させない状況です。
11月4日の朝開かれる同委員会の理事懇談会で、公明党が示した修正案の取り扱いについて話し合いが持たれる予定です。