通常国会で廃案となった派遣法改正案は事実上の継続審議

注目されていた労働者派遣法改正案ですが、第186通常国会が閉会となるにあたり、厚生労働委員会で閉会中審査の手続きが取られなかったことで、廃案となりました。

しかし、この廃案というのは「1年以下の懲役」とあるべきところ「1年以上」とのミスがあったいわゆる法案の「誤記問題」と、石原環境大臣の失言等をめぐる終盤国会の政局とが、議院運営委員会で処理されたにあたっての結論です。

秋の臨時国会でほぼ同内容の労働者派遣法改正案再提出される見通しであり、実質的には「継続審議」に近い状況にあることは間違いありません。

通常国会では厚生労働委員会で衆議院先議の法案ラッシュの状態にありましたが、派遣法以外の多数の法律が可決成立したことで、臨時国会では局面が変わっていくことが予想されます。

また、施行日について従来は2015年4月としていましたが、半年程度ずれて2015年の秋以降になる可能性が高いでしょう。

今後の審議会の動向等も含めて、注視していきたいものです。

まずはお気軽に無料相談をご利用ください

  • プロに依頼して人材派遣業許可をスムーズに取得したい方
  • 人材派遣業・業務請負業・有料職業紹介事業についてアドバイスを受けたい方
  • 開業後の労務管理やビジネスモデル構築について相談したい方

相談申込み:0120-073-608(全国対応・平日10:00~18:00)

メールでの相談申込み(24時間受付)

  • 相談時間はたっぷり1時間
  • 事前予約で時間外・土日・祝日も対応
  • 内容によって出張無料相談も可能