派遣事業適正化の「自主点検」がスタートしました!
9月中旬から、労働者派遣事業の適正化推進のための「自主点検」(セルフチェック)がスタートしました。
例年は都道府県労働局による行政指導などが実施されてきましたが、長期化するコロナ禍の状況を受けて、従来の労働局の調査に代えて事業所の「自主点検」方式により実施されることになりました。
具体的には、「令和3年度労働者派遣事業者の適正化推進事業」を受託した公益社団法人全国労働基準関係団体連合会(全基連)により実施され、9月中旬にすべての派遣事業者に郵送で「自主点検表」が配布されています。
それぞれの事業者は、自主点検表の項目について確認・点検を行った上で、点検結果を専用WEBサイトに入力して回答することになります。
派遣事業適正化自主点検特設サイト
自主点検表によるセルフチェックは、全基連によって運営される厚生労働省の委託事業であり、あくまで自主的な点検・回答が求められるものですが、実質的には毎年の労働局による調査に代えて実施されるものであり、基本的には速やかに点検・回答することが求められます。
自主点検項目については、それぞれにの項目ごとに詳しい解説も準備されていますので、これらも参考にしつつ全体を理解した上でチェック・改善を進めていきたいものです。