厚労省から「新型コロナウイルスに係る派遣労働者の雇用維持等に関する要請書」
3月5日、厚生労働省(職業安定局長)から日本人材派遣協会など関係団体に対して、「新型コロナウイルス感染症に係る 派遣労働者の雇用維持等に対する配慮に関する要請書」が通知されました。
新型コロナウイルス感染症の雇用への影響が深刻化されていますが、特に派遣労働者につい ては解雇や雇止めなどにより職場を失うおそれが強いことから、あらためて派遣元指針に規定する雇用安定措置の履行とともに、派遣労働者の雇用の安定と保護を図るための配慮を促しています。
あわせて新型コロナウイルス感染症にともなう支給要件の緩和が行われている雇用調整助成金などを活用することで、休業などの実施により雇用の維持を図ることが求められています。
同日付で「新型コロナウイルス感染症に係る有期契約労働者、パートタイム労働者及び派遣労働 者の方々並びに新卒の内定者等の雇用維持等に対する配慮に関する要請書 」の通知されているため、参考までに目を通しておきたいところです。
「新型コロナウイルス感染症に係る 派遣労働者の雇用維持等に対する配慮に関する要請書」