「労働者派遣業務取扱要領」が改訂されました!
2019年3月29日、厚生労働省から「労働者派遣事業業務取扱要領」(平成31年4月1日以降)が公開されました。
業務取扱要領は、「第1 労働者派遣事業の意義等」から「第15 様式等」までの15項目と、指針関係から構成されていますが、今回改訂の対象となっているのは、「第6 労働者派遣契約」「第7 派遣元事業主の講ずべき措置等」などです。
ほぼ全面改訂に近いですが、実務上の中心テーマだといえるのは、「第7 派遣元事業主の講ずべき措置」です。
なかでも、「派遣先の通常の労働者との均等・均衡待遇の確保のための措置」の項目は、とりわけ重要な論点だといえるでしょう。
派遣元、派遣先にとっては必須の内容だといえますが、約420ページにわたる分量となるため、優先順位をつけた情報収集と実務対策が求められるでしょう。