審議会で改正派遣法・労使協定方式の「賃金」について議論!
10月2日、前回の9月10日に引き続き、労働政策審議会・同一労働同一賃金部会が開催されました。
今回は、改正派遣法の労使協定方式のうちの「賃金」について資料が厚生労働省から示され、具体的な議論が始まりました。
公開された資料は、以下の内容です。
・一般労働者の賃金水準及びそれと比較する派遣労働者の賃金(案)
・平成29年賃金構造基本統計調査による職種別、勤続年数別の所定内給与額及び年間賞与 その他特別給与額(時給換算)
特に「労使協定について(賃金部分)」、「一般労働者の賃金水準及びそれと比較する派遣労働者の賃金(案)」は、労使協定方式を採用した場合の具体的な派遣労働者の賃金設定の方向性を指し示す要点の資料となっています。
審議会は次回10月10日に開催され、これらの資料についての議論が継続される予定です。今後の動向に注目したいものです。