広島労働局が「違法派遣」の疑いで告発。
9月9日、広島労働局が「違法派遣」の疑いで、広島市の建設事業者を告発しました。
同事業者は、労働者派遣禁止業務である建設業務への派遣を行い、なおかつ厚生労働大臣の許可を受けることなく、派遣事業を行った疑いがあるとされています。
罪名及び罰条は、以下の通りです。
労働者派遣法違反
同法第4条第1項第2号
同法第5条第1項
同法第59条第1号(罰則)
同法第62条(両罰規程)
http://www.jinzai-sougou.go.jp/Files/Link/H280914_hiroshima.pdf
無許可派遣(特定労働者派遣事業を含む)や禁止業務への違法派遣への是正指導は全国的に厳しくなってきていますが、今後も告発も含めた厳格な対応が徹底されていくことになると思われます。
法令順守はあまりにも当然のことですが、業界全体の健全化と意識の向上のためにも、いっそうのコンプライアンス対策に務めていきたいものです。